盛岡競馬場 三本柳さんさ踊り

JBC2014盛岡観戦記 心のこもったおもてなしを振り返り。その3

JBC2014盛岡観戦記の後編です。今回は岩手の伝統芸能や盛岡競馬場で楽しんだグルメを紹介してまいります。

盛岡競馬場 南部馬方節

まずは朝一番に行われた、南部馬方節でのおもてなしグリーティング。唄は中里福次郎氏でした。天気の優れぬ中どうもありがとうございました。

南部馬方節(なんぶうまかたぶし)は、いわゆる馬子節といわれる子唄で、発祥は盛岡市(または滝沢村)といわれています。

曲調、歌詞とも「草刈唄」「萩刈唄」系統のもので、夏の朝に草刈り作業を終えて我が家に戻る農民がゆったりとした気分で唄ったものといわれています。

南部馬方節以外にも南部駒引唄、南部道中馬方節、外山節という小唄があります。

日本の馬産地として長い歴史を誇る岩手県で生まれた歴史のある歌を聴くことができて良い経験をする事ができました。

盛岡競馬場 三本柳さんさ踊り

続いては三本柳さんさ踊りをご紹介します。三本柳さんさ踊りとは、盛岡市名須川町三石神社で始まったとされる盛岡伝統の踊りをいいます。

何を目的とした踊りだったのか明らかではありませんが、19世紀初頭に当時の藩主南部利敬が三石神社に33種類の踊りの伝承を託した巻物を渡したのが始まりで、それ以降、三本柳の有志達により踊り継がれています。

昭和42年に伝統を守るために保存会が発足し、その保存会は地元にとどまらず全国規模で活動しているようです。

三本柳さんさ踊り保存会に所属しているだけで飯が食えることはないでしょうから、JBC当日にさんさ踊りをしてくださった人たちは、仕事の合間に練習してくれたはずです。

余暇を削って、われわれ競馬ファンを歓迎するために準備してくださった。いい話じゃないですか。

JBCの前日に行われた天皇賞秋と比較して、大会に注がれている熱気が違います。

たしかに天皇賞当日に東京競馬場で働いていたひとたちも真面目に働いていましたが、彼ら彼女らにしれみれば、自分たちがいなくても来年も天皇賞は行われるし、自分が頑張って売り上げに貢献しても運営に貢献した実感を得にくいので、本気の度合いが緩いです。

東京で暮らしていると本気のサービスに中々出会えませんからね。こういうイベントには万を超える交通費を支払ってでも参加する価値があります。

盛岡競馬場 わんこきょうだい

ご当地のゆるキャラも駆けつけてくれました。わんこきょうだいです。岩手県のゆるきゃらです。

この日はわんこきょうだい以外に、はっとくん(奥州市)、たかたのゆめちゃん(陸前高田市)、かまりん(釜石市)、そして来年JBCが開催される大井競馬場のマスコットのうまたせ!も来場していたそうです。

東京ディズニーリゾートへ行った事のある方はご存じと思いますが、あそこの施設内ではいい年こいた大人が無邪気にミッキーやミニーに夢中になっています。

東京ディズニーリゾートのノリが、あのパーク内を飛び出して全国に波及したのが今日のゆるキャラブームと分析しています。

それと、ミッキー、ミニーのパフォーマンスは見栄えが良くてダンスも上手で隙がのいのですが、ゆるキャラにはミッキーたちにない郷土愛が感じられます。

郷土愛というのは報酬を得て芽生えるものではなく、一人一人の心の中で自発的に発現する性質ですから、そこには自ずと規格品にない独自性が存在します。

日常生活の中はマニュアル化されたサービスで溢れ返っているので、ゆるキャラが持っている個性に関心が向いてしまうのかもしれません。

盛岡競馬場 ゆるキャラ

こちらはオマケ。盛岡市街で発見した自衛官募集の広告。

今や自衛隊もゆるキャラを用いる時代ですか。国防は緊張感が必要なので、ここまで庶民に気を遣わなくてもいい気がします。

では続いて岩手のご当地アイドルを紹介いたします。

岩手まるごとおもてなし隊

岩手の名所がアイドルに化けて、この世をふらついているかのような「岩手まるごとおもてなし隊」です。

左から、清基秀泰ノ泉(平安貴族)、リアス渚(海女)、サクラ凛(さんさ)、 めんこいワラシ(座敷わらし)、マジカル河童ちゃん(河童)、です。カッコ内は職業・属性。

オフィシャルサイトはこちら「岩手まるごとおもてなし隊

一番左の女の子は清基秀泰ノ泉さん。平泉の世界遺産をPRする子でしょう。

清基秀泰ノ泉の名前は奥州藤原氏四代の名前(初代清衡、2代目基衡、3代目秀衡、4代目泰衡)の頭をとったものです。

二番目はリアス渚さん。朝のドラマで有名になった三陸の海女さんをPRする子でしょう。

衣装はグッとクールになりアイドルらしさと次世代感が出ています。趣味はボックスステップらしいですが、あれは趣味になるのだろうか・・・・・・。次世代の更に先を行く感性です。

三番目は三本柳さんさ踊りの世界から飛び出したと思われるサクラ凛さん。5人のリーダー的存在らしいです。

中央でブンブン扇子を振り回し存在感を放っています。よっ!姐さん、待ってました、という掛け声が似合う。

ここまでは人間らしさが残っている女の子たちですが、ここからは人間らしさが無くなっていきます。

四番目は座敷童子です。めんこいワラシさんです。座敷童は精霊のようなもので、家人にいたずらを働くが、見た者には幸運が訪れ、家に富みをもたらすと言われている人間の味方です。

最後は河童。遠野地方には河童の伝説があるので、そこから採用されたのでしょう。名前はマジカル河童ちゃん。前の4人でアイディアが出尽くしてしまった感のある、やっつけネーミングです。

マジカル河童ちゃんの夢は銀河鉄道に乗る事。おぉ、そういえば岩手県は宮沢賢治の故郷でした。もう一人カムパネルラをPRするアイドルを用意しても良かったかな?

岩手まるごとおもてなし隊は、新潟のガールズ集団リリーアンドマリーズのように、県内のイベントごとで歌って踊るパフォーマーさんです。JBC以降も岩手県内で活動されるようなので、気になる方は応援してください。

話はアイドルからグルメに移りたいと思います。

盛岡競馬場 ほたて焼き

JBC当日の盛岡競馬場にはたくさんの露店が出店していて常設の屋台村以外でも美味しい食べ物に巡り合うことができました。

上の画像はほたて焼きです。飾らない、ほたての美味しさが素直に伝わってきました。

盛岡競馬場 豚汁

続いて豚汁です。

浦和競馬場の豚汁は見事なダブルスープですが、浦和のそれとは一味違う美味しさが楽しめました。

盛岡競馬場 ハムカツ

かりん亭のハムカツ。

道の駅紫波にあるレストラン「かりん亭」の料理が食べられました。

後で調べて分かったのですが、この「かりん亭」は全国的に知られているお店で、紫波もっちりハムカツは岩手県の名物グルメになるかもしれないくらい評判の良い料理のようです。

外部サイト 道の駅紫波レストランかりん亭

盛岡競馬場 鮭の串焼き

鮭の串焼き。

連携ホームページの盛岡競馬場グルメのページにて、ちらっと触れていた三陸産の鼻曲がり鮭の事が頭の片隅に残っていたので、満腹気味でしたがいただいてみました。

美味しい鮭でした。満足です。

JBC2014盛岡 焼き豚とソーセージ

写真はいわてで育った豚で作った焼き豚(関東風にいうチャーシュー) と粗挽きソーセージです。

実は画像の畜産加工品は全て無料。主催者が先着4,000名の来場者にプレゼントしてくれたのです。 屋台で販売すればいいのに無料とはかなりの大盤振る舞いです。岩手県畜産協会の皆様ありがとうございました。

心のこもったおもてなしを沢山していただいた上に贅沢なお土産までいただいて。感動のおもてなしでした。

最後はJBC2014盛岡のファンファーレ生演奏の動画です。

南部杯でしか聞けないファンファーレが、この日は3回も楽しめました。

初めて訪問した時に、盛岡競馬場は全国で一番居心地の良い競馬場だと感じたのですが、今回のJBC2014盛岡でその思いがより確かなものになりました。

とにかく人が温かいし魅力的です。東京砂漠で疲れ切った心を癒してくれます。

かなり遠いので頻繁に通えないのが残念ですが、何度でも通いたい素敵な場所です。

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