5月に真夏日を記録し天気は夏へ一直線です。浦和競馬場ではJRA交流重賞さきたま杯JpnⅢが行われました。
黒糖ドーナッツのような褐色のボディーをしているのは行田市のゆるキャラ、こぜにちゃん。由来は小銭ではなく行田ゼリーフライというご当地グルメから来ています。
ゼリーフライは、おからを中心に、じゃがいも、ねぎ、ニンジンといったコロッケに入れる具材を一緒に丸めて油で揚げたお惣菜です。小判の形に似ていることから、はじめは「銭フライ」と言われていましたが、それがなまって「ゼリーフライ」となり、現在に至ります。
ゆるキャラの「こぜにちゃん」の名前の由来は、おそらく、小判+ゼリーフライ→こぜにちゃん、ではないかと。
相方に行田フライの化身「フラべぇ」というキャラがいるそうですが、浦和競馬場にはお見えにならなかったようです。
競馬場では小銭にとどまらず大金をがっぽし稼ぎたいですね。
場内ではさきたま杯の予想大会が催されていました。
話し手は藤川京子さんという競馬ジャーナリストでシンボリルドルフの強さにディープなインパクトを受けて競馬に嵌ったそうです。私とひと周り以上年季が違うかも。
とここで突然行田の忍城より成田家の勇猛果敢な武将が出陣!忍城おもてなし甲冑隊です。
その前にそもそも忍城って何ぞ?
公式サイトによると、忍城とは1469年~1486年(随分幅がある・・・。)に築城されたといわれる城です。築城当時の城主は成田顕泰(なりたあきやす)という武蔵武士のひとりで、その後親泰、長泰、氏長と4代にわたり成田氏が忍城の城主であったと言われています。
上杉、北条との戦いにも落城せず、石田光成の水攻めにも耐え、関東の七名城と謳われています。因みに、忍城と書いて「おしじょう」と読みます。しのびじょうではありません。
そうかぁ。上杉、北条、石田の攻めにも耐え抜いたのだから、さぞ立派な軍だったのだろう。その成田家の勇猛果敢な武将が浦和競馬場に出陣します。平和の世になりましたが、その当時の武将を想起させる演舞を披露してくれました。
うううりゃぁっ!迫力ある演武からの、
ゆるきゃら乱入という混沌とした流れ。
平和な世の中になった事を感じる1日でした。そういえば戦後70年なんですね、今年。